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ここを編集 vs クロム 意識すること 空N スカす 注意すべき技 ジョーカーの場合 復帰阻止ガンは天空で道連れされる。ストック有利のときはOK 復帰阻止はカウンター
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前ページ次ページるろうに使い魔 さて、その数日前のことである。 タルブでの侵攻が失敗に終わった、アルビオンのロンディニウム郊外の寺院。その一室。 「…ぐっ……! ここは…」 そこで怪我を負って、今まで寝ていたワルドは目を覚ました。起き上がろうとして、体の節々が痛むことに気付いた。 「そうか…俺は…奴に…」 その瞬間、苦い思い出が頭の中に蘇ってくる。無様な敗北。それも二度目だ。 腕が使えなかったとはいえ、風竜を使っての戦闘だったのに…あの男はそれももろともしなかった。 いや……自分の驕り、油断、それを的確に突かれたからこそああも惨敗したのである。 「――――くそっ!!!」 それを思い出して、ワルドは悔しさと怒りで顔を歪める。今でも鮮明に記憶の中に残っている、奴の憮然とした表情。 自分など、道を阻む敵としてすらも見ていない。それを教え込むかのような眼だった。 何をしても勝てない、越えられない、それをまざまざと見せつけられたようで、ワルドはかなり癪だったのだ。 「どうすれば…俺は奴を倒せるのだ……」 そんな折、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。そちらを振り向けば、フーケがスープの入った皿を持ってやって来た。 「もう起き上がったのかい? まああんまり無理すんじゃないよ。程度は軽いけど全身打撲だってさ」 そう言って、フーケはワルドの隣に腰を下ろす。スープの皿を手渡して、呆れるように言った。 「聞いたよ、アイツ相手に風竜を使っても勝てなかったそうじゃないか。初めて聞いたときは唖然としちゃったさ」 「関係ない、奴に比べればシシオ様の方が遥かに強い。あの方は、本当に別次元だ」 言い訳するかのように、ワルドは口を尖らせた。そしてここはどこかを、フーケに聞いた。 「アルビオンのロンディニウム郊外の寺院さ。覚えてないのかい? 『レキシントン』号含め軍艦は全滅。敗走して大失敗さ」 それを聞いて、ワルドは少しづつ思い出す。そうだ、あの時急に光が包まれたかと思うと、次の瞬間には、全てが焼き払われていた。 段々と記憶が戻ってきたワルドは、そこでハッとしたように、テーブルの上にあるペンダントを指さして言った。 「それ、取ってくれないか?」 「宝物ってわけ?」 「ないと落ち着かぬだけだ」 フーケは、どこか含み笑いをしながらもペンダントをワルドに渡した。その意味に感づいたワルドは、どこかもどかしそうな顔をした。 「見たのか?」 「だって、あんた意識がない間ずっとそれ握り締めているんだもの。気になるじゃない」 「…流石は盗賊だな」 ワルドの皮肉にも、フーケはどこ吹く風で身を乗り出す。すっかり興味津々と行った様子だった。 「ねえねえ、その美人さんは誰よ? 恋人なの?」 フーケが見たペンダントの中には、綺麗な女の人の顔が書かれていた。ワルドは苦々しい顔をしながらも答える。 「……母だ」 「母親ぁ? あんたそんな顔して乳離れをしてなかったの?」 「今はもういない。どちらにしろ、貴様には関係あるまい」 「あのさ、貴様貴様って、何様よ」 丁度その時、ドアが再び開かれた。そこにはクロムウェルと、志々雄が立っていた。 ワルドは、相変わらず謹直な面持ちで頭を下げる。フーケもそれに習いながらも、ワルドと志々雄達を交互に見つめた。 第三十二幕 『動き出す野望 思わぬ事件』 『レキシントン』号の墜落に、大多数の空軍の撃墜。 アルビオンの野望は、初手から躓いたにも関わらず、しかし志々雄はまだまだ悠然とした表情をしており、ワルドもまた、志々雄の余裕を信じきっているようだった。 ただの楽天家か? そんな考えが一瞬だけ、フーケの頭の中を過ぎった。ほんの、一瞬だけ…。 (それは…ないな…) 志々雄の不敵な笑み、あれは決して油断なんかじゃない。寧ろまだまだ余裕というものをフーケは感じたのだ。 「申し訳ありませぬ、シシオ様!!」 そんなフーケの隣では、ワルドが志々雄に向かって深く頭をたらしていた。 「汚名を晴らすと公言しておきながら、この体たらく……。今回の失態は全て私の責任です。ルイズ達の接近を許したのも、私の詰めの甘さ故に起こった出来事……」 ワルドは、本当に申し訳なさそうに語っていた。確かに、志々雄はルイズ達を一早く見抜き、砲撃するよう指示していた。それを未然に防がれる原因を作ったのは、ワルドが剣心を侮っていたから起こったといえた。 しかし、志々雄は特段気にした風でもない。 「別にてめえだけのせいじゃないさ。奴の連れている『虚無』の力を見抜けなかったこの俺、志々雄真実の隙が、あの惨事を招いた、それだけの事だ」 「……『虚無』…ですと?」 『虚無』と聞いて、ワルドは顔を上げた。フーケもまた、驚いたように志々雄を見る。 「シシオ様、まだあれを『虚無』と決めつけるのはどうかと…」 横にいるクロムウェルが、不安げな表情をして呟く。確かに、不明瞭な事柄が多過ぎるあの現象を、あっさりと『虚無』と言い切ってしまうのはどうなのだと…。 それにワルドやフーケからしてみれば、『虚無』とは生き返ったウェールズの様に、生命を操る力の筈だ。あんな爆発を起こす代物もまた、『虚無』だとでも言うのか。 しかし、それに関してクロムウェルは、どこか怯えるような仕草で指輪を弄っていた。 「お前らもまた、『虚無』の事は知らねえんだろ? なのにどうしてそれを否定する? 『虚無』じゃねえってお前らが言うなら、あれはどう説明付ける気だ?」 その言葉に、ワルド達は口篭る。ある意味部外者である志々雄だからこそ、ズケズケと言える意見だった。 「では、僭越ながらシシオ様は、何故そうまでルイズが『虚無』の使い手と…?」 ワルドの疑問に、志々雄はさも当然とばかりに言い切った。 「決まってる、奴は抜刀斎をこの世界に呼び寄せたんだろ? ならそれだけで充分納得がいくじゃねえか」 「そ、それが理由なのですか…?」 困惑な表情を浮かべるクロムウェルだったが、志々雄はもはや絶対だと確信しているようだった。 「俺をこの地に召喚した奴も、『虚無』の使い手だと言ってやがった。今更一人や二人増えたところで、なんの不思議でもねえさ」 「え…? 今なんと…?」 「『虚無』の使い手が……もう既に…?」 衝撃的な事実を、志々雄はさらりと言い切った。あまりにも突飛過ぎて、フーケは若干話がついていけないほどだった。 「ましてや抜刀斎程の男を召喚するとなるなら、奴の実力も推して知るべしだ。それに実際、あの光を起こす前、奴が杖を振ったのを俺は見たんだぜ。『虚無』かどうかの前に、あの光は最早奴が起こしたものだと考えるのが打倒だろう」 「それでは、これからシシオ様はどうすると…?」 ワルドが再び志々雄に質問した。すると志々雄は一転、獰猛な笑みをワルド等に向けた。 「決まっているだろ。俺の国盗りを遮る最大の障害。これがお前らにもはっきりしたわけだ。緋村抜刀斎とその虚無の担い手。ルイズとかいう小娘の首を、まず獲る」 首を親指で掻っ切る動作をして告げる志々雄に、今度はクロムウェルが進言する。 「でしたら、予てより私が計画した、あの策を起点にするのがよろしいかと」 クロムウェルはそう言って、後ろに控えているウェールズの方を向いた。相変わらず生きてはいるのだろうが、操られているかのように生気が無かった。 「ああ、それはてめえに任せるさ。俺は俺で、既に刺客は差し向けてある…『奴』をな」 「『奴』…、まさかシシオ様、あの男を……」 ワルドがハッとした様子で身を起こした。瞬間、痛みで顔が歪む。フーケが呆れたように手で支えるが、ワルドは気にすることは無かった。 「そういうことさ。ワルド、てめえは取り敢えず養生しな。怪我人動かしても邪魔なだけだ。完全に回復したと俺が判断したら、てめえにも任務をくれてやる」 そう言って、悔しさで顔を俯かせるワルドを尻目に、志々雄はその場を後にしようとした。ドアを閉める間際、最後にこう言い残して。 「悔しかったら這い上がってこい。所詮この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ。弱い奴は必要ねえ、俺たちが目指すのはそんな世界だ」 志々雄が去っていった扉を見つめながら、ワルドは仰向けにベットに転がった。その表情は、やはりというか悔しさで歪んでいた。 「ねえ、何であんたはシシオ様? についていこうと考えているのさ?」 「『聖地』奪還…それもあるが、あの方は…俺の知らない世界を見せてくれた」 そう言って、ワルドはスープを口に運びながら、ポツポツと語り始める。 「まだ俺が真っ当な軍人だった頃…ある過程であの方に俺は出会ってね。最初はメイジでもない相手に遅れを取る訳がないと、タカをくくって挑んだのさ。その結果が…」 「無様に負けた。ってわけかい?」 「それもある。だが、何より俺は焦がれたんだ」 ワルドは、昔を懐かしむような声で言った。 「今でも思い出せる…圧倒的な強さ、全てを薙ぎ払うような力、決して揺らぐことのない信念、弱者には一片の情もかけない容赦のなさ。分かるか? 俺は惚れたんだ…シシオ様の全てにな。あの人は、力のない今の俺にとって、こうでありたい理想の存在なんだ」 熱弁するワルドを見て、相当入れ込んでるんだな、とフーケは思った。これはもう直ることはないだろう。 ワルドは、志々雄の忠義に命を懸けている様だった。 「けど、タルブでは完敗したそうじゃないの」 「一度の敗北がなんだ!! 現にシシオ様は、原因の究明をすぐに突き止め、行動を移しておられている。あの男…抜刀斎とルイズさえ殺れば、後はどうにでもなるということなのだろう。貴様はシシオ様の強さを直に見ていないからそのような口がきけるのだ!」 (こりゃあ重症だな…) フーケはそう考えを改めた。しかしワルドは、そんな事関係ないように口惜しそうに呟いた。 「くそ! それなのに死人にまで仕事を取られるとは…まだまだ俺は無能なのか? 未熟なのか!? また『聖地』とシシオ様の野望が遠ざかったではないか!!!」 「成程、あんたは弱いなりに強く振舞おうとしていたんだね。それで悉く失敗しているんだろ?」 頭を抱えて項垂れるワルドを見て、フーケはどことなく和かな笑みをした。子供をあやすような、親の目のようだった。 「ま、とにかく今は身体を休めな。あんたが抱えていたものが何なのか、私は知らないけれど、たまにゃ休息も必要だよ」 そう言って、フーケはワルドの唇に向かって口づけしようとして、その瞬間、ワルドに押し戻された。 フーケは、一瞬ポカンとした様子だった。 「何だい、わたしじゃ物足りないってわけかい?」 「そうじゃない、ただ、『そんなこと』に現を抜かす暇があるなら、リハビリの一つでもやったほうが有意義なだけさ……来るべき時に備えてな」 ワルドは右腕の義手を眺めて言った。やがて起き上がって服を着替えると、そのまま体を動かしに外へと向かった。 「……バカ…」 開けられたままの扉の向こうを見ながら、フーケはポツリと呟いた。 さて、場面は変わり、トリステイン魔法学院。 綺麗な夕焼け空の中、剣心とルイズは一緒に歩いていた。首にはペンダントをつけて、どことなく嬉しそうだった。 丁度授業が終わったその日、いつものように剣心は散歩をするようだったので、ルイズは剣心に付き合うことにしたのだ。無論ルイズの心の中では、「身体を動かしたいだけであって、決して剣心と一緒に歩きたいわけじゃない」というような事を自分に言い聞かせていた。 「ケンシンさ…『虚無』についてどう思う?」 ふと、ルイズは剣心に向かって聞いた。ルイズの中では、ずっと相談したい事だったからだ。 「まあ、間近で見て確かに凄いとは思うでござるが…あの威力はそう何度も撃てるものではないのでござろう?」 「うん、まあ…ね」 剣心の言うとおりだった。事実ルイズは、あの後何度か『爆発』の呪文を試してみたのだが、それを悉く失敗していた。どうしても最後まで詠唱しようとすると、その前に気絶してしまうのだ。 一度ルイズが、魔法には精神力が必要なこと、強力な魔法ほど消費する精神力も大きいということ、精神力は休息を要して回復するということを、前に剣心に説明したことがあったのであるが、その時剣心はこう言った。 「ならば『虚無』に使われる精神力というのも、それ相応に巨大で莫大なものではないのでござらんか?」 ルイズがあれ程の力を使えたのは、失敗ばかりした為でその分溜まっていたからこそ、つまりあれは、十六年間蓄えていた力が一気に開放されたからこそなのでは、と剣心は推測したのだ。 だから、今すぐにまた同じ威力の『爆発』を使おうとしても、その前に精神力が途切れてしまう。それは一晩二晩寝たぐらいでは容易に回復しないのであろう。ルイズはそれが不安だった。 もしまた、タルブの様な戦いが起こったら、自分はどこまで戦えるのかと…。 「でも…本当に分からないことばかり、詠唱を失敗しても魔法は使えるし…あれからコモンマジックが使えるようになったのはいいことなんだけど…『虚無』って、不思議なことばっかりね」 「まあ、ゆっくり見つけていけば良いでござるよ。あっちもそう簡単に、大軍を寄越したりはしないでござろう」 「うん、ありがと」 剣心のその言葉に、ルイズは頷いた。さて、そんな風に二人で歩いていた時だった。 「おやお二方、ご機嫌麗しゅう」 ふと急に、剣心たちに向かって声がかけられた。 振り向けば、薔薇の花をこれでもかと抱えながら、ギーシュが立っていたのだ。 「ギーシュ? あんた何その花?」 「決まっているじゃないか、これから僕はモンモランシーと仲直りをしに行くところなのさ!!」 「…あんたたち、まだ仲直りしてなかったの…?」 というより、まだ関係が続いていたことに対してルイズは驚きと呆れの入り混じった表情を見せた。 ギーシュも、あはは…と少し苦笑いしながらも、力強く言った。 「まあ…でもこれで見事に元通りの関係に戻ってみせるさ!! ではでは、僕はこれで失礼するよ。楽しい二人のひと時を、邪魔してはあれだからね!」 「なっ…ち…違うわよ!!」 変にどもった声を出しながら、ルイズは叫んだ。それを気にせずギーシュは足早に去っていった。 「何なのよアイツ……」 苦々しい顔をしながら呟くルイズをよそに、剣心は何やら気付いたように足元を見た。 そこには、どうやら落としたらしい、一本の薔薇があった。 「…落としたでござるかな?」 「放っておけばいいじゃん、只の薔薇の一つや二つ…」 しかし、剣心がよくよく見るとそれは、バラを型どった杖だった。一度剣心は直に手にとったことがあるので、すぐにピンと来た。どうやら間違えて杖の方を落としていったらしい。 これは届けないといけないだろうな…と剣心は思った。仕方なく、剣心はギーシュの向かっていった先を辿ろうとする。 それを見たルイズは、咎めるように呟く。 「いいじゃないの、そこまでしなくってもさ」 「けど放ってはおけないでござろう? 直ぐに届けて帰るだけでござる」 その剣心の言葉に、はぁ…とルイズは小さくため息をつく。こればっかりはルイズでもどうにもならなかった。 そこそこ一緒に暮らしているルイズも、大体彼の性格が分かっていた。だから止めても無駄なんだなというのはすぐ納得してしまったのだ。 「…分かったわ。まったくもう…とっとと片付けて帰りましょ」 「かたじけないでござるよ」 しかし、このいらない親切心が、まさかあのような悲劇を起こす事など、今は誰も思いもしなかった。 「月が綺麗だねえ、モンモランシー」 「そうね」 「でも、君の方がもっと美しいよモンモランシー。君の美貌の前では、月や水の精霊も裸足で逃げ出すんじゃないかな」 月夜の生えるモンモランシーの私室の中、ギーシュはひたすらにモンモランシーを褒め称えていた。 最初はモンモランシーも、ギーシュが乗り込んできたときは、さして取り合わすこともしなかった。ギーシュの浮気癖には、ほとほと愛想が尽きていたからだ。 ただそれでも、何度も「愛している」と連呼されていく内に、まあいいかな…と思ったりもしたのも事実だった。 元々それなりの付き合いで、ギーシュの性格は知っていたというのもあるし、こういう風に褒め称えられるのは、やっぱり悪い気はしなかったからだ。 「どうだい? この見目麗しい月夜を背景に、仲直りの乾杯でもしようじゃないか!」 そう言って、ここぞとばかりに小遣いはたいて買った高級なワインを、持っていた薔薇と一緒にモンモランシーに差し出した。 「あら、気が効くじゃないの」 薔薇の方へは見慣れたせいもあって、見向きもしなかったがそこまでしてくれるギーシュの姿を見て、モンモランシーも表情を和らげた。 「だろう? 僕はいつだって君の永久なる奉仕者なんだよモンモランシー」 そう言って、早速グラスを用意してそこにワインをついだ。二人分注ぎ込んだあと、ギーシュは大仰な身振りでワインを鳴らす。 「二人の永遠の愛に…」 そう言ってギーシュが杯を掲げた瞬間。 「あら、あそこに裸のお姫様が空飛んでる」 モンモランシーは、一旦ギーシュを制止すると、窓の方に指を指しておもむろに叫んだ。 「え、どこ? どこにいるんだい?」 今時子供でも引っ掛からないような冗談なのに、ギーシュはこれでもかと食いついた。 そんな彼を見て、モンモランシーは大きくため息をついた。何が永久の奉仕者よ、何が二人の永遠の愛よ、早速目移りしてるじゃない。 「やっぱりコレ使わなきゃ駄目ね……」 そうぼやいて、モンモランシーは袖から何やら小瓶を取り出した。 彼女はその『香水』の二つ名で呼ばれるとおり、香水や薬などを作るのが趣味だった。だが、段々と製作に熱を入れていく内に、世間では公に作れない禁制の物にまで手を出すようになっていった。この小瓶もその一つ。 コツコツお金を貯めて、今日やっと完成した噂の秘薬『惚れ薬』。 あくまで効果を試すため…そう自分に言い聞かせながら、モンモランシーはギーシュのワインにそれを一滴垂らした。 「ねえ、どこにいるんだい!? モンモガフッ…!!?」 「ほらっ、とっとと乾杯するわよ!!!」 未だに食い入るように目を剥くギーシュをひっぱたいて、座席に座らせると、改めて二人はグラスを鳴らした。 「…乾杯」 そう言って、まずモンモランシーがワインを口に付ける。それに遅れて、ギーシュもグラスを傾けた。 「………」 ゆっくり、ゆっくりとモンモランシーにとってもどかしいような時間が流れていく。 やがて、グラスはギーシュの口元まで近づいていき、そして惚れ薬の混じったワインが、遂にギーシュの中へと入っていった。 (やった…後は私を見れば…) しかし、そうは問屋が下ろさなかった。 「ちょっと失礼するでござるよ」 おもむろに扉を開けて、中から剣心とルイズがやってきたのだった。 「……………え……?」 永い、永い沈黙がこの部屋一室に流れ込んでいた。 モンモランシーは、ゆっくりと冷や汗を流した。嫌な予感で、全身に震えを起こす。 剣心達は、何事か理解できないまま、不思議な表情で立ち尽くしていた。 ギーシュは…というと…。 「ね、ねえ…ギーシュ…」 ギーシュは何故か、後ろにいる剣心の方向を向いたまま動かなかった。それにより、モンモランシーは悪寒がどんどん大きくなるのを感じる。 しばらくそうしたまま時間だけが流れていくと、おもむろにギーシュは立ち上がり…。 「ああ、何ということだ…今気がついたよ…本当の愛というものに…僕はなんて愚か者だったんだ…」 薔薇を取り出し、華麗なステップを踏みながらゆっくりと歩いていき…。 「ああ、始祖ブリミルよ…もし…もしこの愚かな僕に…もう一度チャンスを与えてくれるなら…今度こそ誓おう…ここに永遠の愛を育くもうと…」 そう言って、スッと薔薇を、剣心に向けて差し出した。 「僕の気持ち…受け取って欲しい」 「―――――――――――――!!!!?!!?!?!?!?!?!?!?!??!?」 その言葉を聞いて、剣心は全身の鳥肌がたった。緋色の長髪はこれでもかというほど跳ね上がり、目は思いっきり見開かれる。 その隙を狙って、ギーシュはおもむろに飛びつこうとしたが、直ぐに危険を察知した剣心の方が速かった。 「男に抱きつかれて喜ぶシュミなんてないでござる!!!」 いつしか師匠が言ってた台詞をそのまま流用しながら、ギーシュのダイブを素早く躱し、剣心はこれでもかという程に全力を挙げてその場から逃げ出した。 「ああっ、待ってくれ、僕には君しかいないんだあああああああああ!!!」 直ぐ様、後を追うかのようにギーシュが駆け出した。それに弾かれるように、モンモランシーが叫んで止めようとした。 「ちょっ…待ちなさいよギーシュっ……!!」 しかしその腕を、剛力の様なルイズの手が捕らえた。殺気を隠そうともしない、なにものも写さない。 まさに『虚無』のようなその瞳に、モンモランシーは戦慄を覚える。 「どういうことよ…説明しなさいよ…あんた知ってるんでしょ…何したのよ…」 ミシミシと腕を握る手を締め付けながら、ルイズは尋ねた。口調こそ変わってはいないが、それが逆に恐怖心を煽った。 腕の痛みを必死にこらえながらも、モンモランシーは呻くように叫ぶ。 「あっ…後で話すわよ!! それより追うわよ。このままじゃあんたの使い魔も危ないんじゃなくて…?」 「…絶対聞き出させるからね…逃げるんじゃないわよ」 ルイズの気迫満ち溢れる声に、モンモランシーは観念したように頷くと、二人は急いで剣心達の後を追った。 前ページ次ページるろうに使い魔
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ウェルス 分類 種別 属性 不明 攻撃 冷却(水流?) 解説 冷却系の攻撃魔術。 雑感・考察 明確な魔法分類は不明だが、使い手であるアンベルに神聖魔術が使えるという描写は無い為、おそらくは秘印術か玄磨魔術。 ゲーム内の情報に解説が無い為、どんな魔法か詳細は不明だが魔法名からアドウェルサーの同系統っぽい事や水流の状態異常を付加する事からおそらくは水流系の魔法。 同系統と思われる魔法を威力が高い順に並べるとルナウェルサー アドウェルサー ウェルサー ウェルス。 名前
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クロムクラウウ(クロム・クラウウ) アイルランドに伝わる巨大な神。 別名: クロムクルアク (クロム・クルアク) クロムクルアハ (クロム・クルアハ)
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ウェルフェア(EX) [カテゴリ]ジャンル(タイプ) 曲名 アーティスト 担当キャラ bpm Time Notes [15]ウェルフェア(EX) つばめ あさき Tsubaki 139 1 50 996 コメントページへ 属性 二重階段、縦連打 譜面 ウェルフェア(EX) 動画 http //www.youtube.com/watch?v=IxzsrifW1vk feature=related ゲームレベル8 http //jp.youtube.com/watch?v=ij4zRd769QA 手元+画面 http //jp.youtube.com/watch?v=R52YTjWJTbw 手元+画面 http //jp.youtube.com/watch?v=190YKGplqLI http //www.nicovideo.jp/watch/sm326824 解説 変則変形の崩れた二重階段に食らいつけるかがクリアの鍵。 それに加えサビに入るまでは多重階段+a、同時押し+縦連打と非常に難度の高い譜面構成。 ノーツ数が1000にも満たないため、回復は比較的早い。 サビ終了(55小節)以降のアウトロ部分はゲージを約半分回復できる。繋げよう。 2重階段は太極拳EXに配置が似ているので参考に。 名前 コメント クリアだけならば、そこまで難しくはない。ケマリEXができる地力があれば、クリア可能か。 -- 曲全体の2/3あたりからノーバッドが狙える回復が始まりゲージ10本は稼げる。序盤の縦連、中盤の2重階段でとにかく手を動かしてゲージを残せばクリア可能。 -- ジグリミEXで、最後殺しの部分が見えたなら挑戦しても良いかも。同じ二重階段でもアリプロEXとは傾向が違うけど、ジグリミの殺し見えた次にやってみたらいきなりできる人もいる。 -- アリプロと違い2重階段が乱打気味 -- トイコンHなどと一緒にやることおすすめ。亜空間EXの練習になるかも? -- ゲージ回復は早いが譜面だけを見ると41クラス。エレジィEXに近い。 -- 体力に自信がなく、アリプロEXでBAD1桁に持ってける人は、40でも早期に安定する場合がある。 -- 37小節の片手二重階段,51小節の三重階段でゲージが削られる場合が多い。サビに多い左白→左緑+赤の流れにも注意すべきだ -- アウトロは回復しやすいが、無理押しに近い離れた赤が2回出てくる。そこでテンパってしまうようなら、深追いせず見逃してしまうのもアリ。 -- bad50でもクリアできる。諦めない心が肝心。 -- 縦連打地帯終わった後に少しでもゲージがあればいける -- アリプロBAD一桁でいけるならクリアできるはず。 -- 最後回復なので道中赤ゲージに到達出来なくても出来たりするので、諦めない事が大切。 -- 私は19節で右手の動きを、手の平の端っこで5、4を人差し指で6を薬指で、親指の付け根で5を取り小指の付け根で7を取る、6を人差し指で8を薬指、手の平で7薬指と小指をくっつけて9、としています -- ラスト回復地帯の付近の離れたノーツに要注意。ポロポロこぼしていると地味にゲージが増えない。 -- 乱をかけると高速同時押しの練習になる。が,序盤の縦連が無理押しになると死ねる。 -- 2重階段でクリアゲージ維持できるぐらいが、41へステップアップする際の指標の一つになる。 -- 今後の事を考えるとこれ位は楽に捌けないと41〜42の難易度に絶望するよ -- モンゴルEXの2重階段と比較してもこっちの方がきついかと。やはり41相当。 -- 40の中ではかなり難しい。エレパレアリプロが出来ても厳しい。 -- 超上級者はバッドが他の40よりかなり出たり中盤のインパクトで詐称と言う人も多いが40兆戦レベルは基本クリア出来るかどうかだけなのでそう言う観点ではアウトロのおかげでソコまで難度は高くない。 -- 三重階段っぽいごちゃごちゃしたところは適当に叩けばいい。かなり減ってもある程度繋げられればNOTE数が少ないから回復可能。もちろん二重階段ができないと論外か? -- 全ての二重階段譜面にいえることだが、二重階段の出だしを見切って叩けばすんなり入れる。 -- 二重階段は意外と単純な配置かと。二重階段鍛えればできます。 -- 最初の同時押しの階段→縦連打 までの同時押しをある程度覚えると、以降が騙し騙しの二重階段でもクリア安定。 -- 二重階段苦手な人でも乱はかけないほうがいい。ほとんど鬼譜面がくる。 -- ベタ押しだと無駄なボタン(空BAD)押しがちになる。 -- 20小節目の最初の縦連打の赤は思い切って無視を推奨。二重階段は手を大きく広げて多少強引に取りに行ったほうが案外残る -- 55小節から繋げていくと以外に回復するから55小節までできるだけゲージを増やせるといいかもしれない。 -- 今まで二重階段を騙し騙しやってきた人には詐称かも・・・エレパレ・太極拳をしっかり見切れるようになってから挑戦を -- 癖がつきそうだったので乱かけたら酷い目に遭った。二重階段はクリプレEXの第3フレーズ等で練習すると良いかも。 -- 序盤にくる3つ同時の連打が難しい、ヘタすればゲージ相当持っていかれる。二重階段も結構削ってくる。後半はしっかり繋がないと落ちる。 -- 縦連打と直後の階段で0になると非常に辛いのでここは譜面を覚えて階段は餡蜜してでもとるように -- 40でも難しい部類。二重階段苦手な人には鬼門。 -- 強化型エレパレ・太極拳。二重階段がきちんと裁ける上で三重階段をどれだけこぼさないで出来るかが勝負。速度は太極拳とほぼ同じ。 -- 二重階段が得意な人なら後半頑張ればクリアは簡単かも。 -- EXステ完走するには演説を完走出来る位の実力が必要。出来ると楽しい譜面 -- 道中の二重階段は完全に41クラス。ただし終盤は完全に回復に使えるのでギリギリ40といったところだろうか。 -- 階段抜けた後を全て繋げればゲージ半分くらい回復可能。 -- これでもか!ってぐらいに二重、ときに三重階段が出てくる。が、あまり長い階段はなかったと思うので、とにかく食らいついていくことが肝要。 -- 回復が早いので随所に配置されている二重階段はごまかしが効く。とにかく焦らないのが吉。 -- 二重階段地帯後で半分残せば勝ち。しかしそれが厳しい -- 強化版太極拳(後半)。二重階段メインだが、いたるところに三重階段とか、嫌らしい同時押し、垂直押しなんかが混じってくる。全体的に配置が嫌らしい。 -- 回復は早いが二重階段が出来なければ回復地点はない。前半の縦連打も絡み適正レベルでのEXステ完走は難しいかも -- 前半に強烈な縦連打があり後半は叩きにくい二重階段が続く。譜面難度は40の中ではかなり強めだがノーツが1000に満たないため回復速度は早い -- 感想(私的なことなどや、悩み事などはこっちにどうぞ。) 乱って当たり譜面くる? -- new{10/07-21 (水) 15 32 39};正規できないならまず来ない。ずっと左右振りだし変な縦連もくる -- それでも泣いてはいけない new{10/07-21 (水) 16 51 28}; これbad1桁ってかなりむずいよな?この前ようやく出たよ・・・まじむずすぎ。 -- new{09/10-30 (金) 21 30 55};次はフルコンだね。頑張って。 -- new{09/11-11 (水) 10 47 22}; 俺も中盤以降はともかく前半の縦連あたりで罰7個とか出るわ -- new{10/06-08 (火) 14 38 25}; 飢える殖えあってどういう意味ですか? -- new{09/07-22 (水) 13 59 55};ググレ -- 確か「幸せ」って意味 new{09/07-22 (水) 14 49 14}; 飢L増AIR -- new{09/07-22 (水) 15 01 42}; 福祉っていう意味もあるよー -- new{09/08-14 (金) 18 43 43}; welfareだと幸せ、farewellだと別れ、曲バナーの表記()を見るに両方の意味をかけているんだろう -- new{10/05-30 (日) 10 30 31}; ↑ミス ()内にwellfareっていれるつもりだったのに -- new{10/05-30 (日) 10 31 26}; 亀レスだけどけっこう深いジャンル名なのね -- new{10/06-08 (火) 13 17 20}; 41半梅くらいの実力なら乱が超脳汁かもしれない たまに理不尽なまでに外れるから注意だけど -- new{09/07-20 (月) 22 18 32};ねぇ・・・S乱しようよ・・・・ (ボソッ -- new{09/07-22 (水) 09 06 59}; これの許容BADっていくつぐらい?50〜60の間かな? -- new{09/06-02 (火) 15 55 01};中盤までに罰が多いか空罰が多いなら60ぐらいでもクリアできるよ -- new{09/07-04 (土) 02 45 30}; これ全くできない…最初の発狂で空になり、中盤で4本くらい回復→すぐ空 ってのがずっと…… -- new{09/06-02 (火) 13 54 10}; 解説… -- new{09/04-18 (土) 00 36 57};ジグリミEXで、最後殺しの部分が見えたなら挑戦しても良いかも。アリプロEXできてなかったけど、ジグリミの殺し見えた次にやってみたら初見フィバクリでした。 -- 原文 new{09/04-18 (土) 08 49 41};弄ってみました -- new{09/04-18 (土) 11 01 02}; アリプロできないのに、なぜかこれはできる -- new{09/01-27 (火) 04 16 26};これ後半回復だし、アリプロラスト殺しだし -- new{09/01-27 (火) 09 05 19};そう言われると妙に納得してしまう。 -- new{09/01-27 (火) 14 52 35}; 個人的にはアリプロの二重階段の方がやりやすい。この差はどこから出てくるんだろう、階段の形とかかな。 -- new{09/01-27 (火) 14 59 54};アリプロは片手スライドじゃね?こっちは指押し? -- new{09/01-27 (火) 17 54 13}; アリプロって二重階段に見えて実は片手は交互押しでもう片方が折り返し階段なので手の動きがばらばらなところがあるからでは?こっちは階段中の赤を拾えればそんなに酷い階段とも言えないし・・・どちらかと言えば前半の縦連打でゲージ0近くになるから回復が追いつかないとかでこの曲は落ちてそう -- new{09/01-27 (火) 19 41 25}; 選曲の時、BPM200以上だと思っていて、オプション画面で「あれ?こんな遅かったっけ」ってなる -- たぶん、エレジィ、ラメント、リンクのせい new{09/01-22 (木) 16 23 38};確かにあさき譜面はBPMが200以上のイメージがある。そしてソフラン。 -- new{09/01-22 (木) 19 59 30}; ギタドラとか行くと普通に140、150代があったりするがな。 -- 俺もポップンしかやってないときはそう思っていた new{09/01-22 (木) 21 29 31};ギタドラに関してはBPMはHSには殆ど影響ないからな。ポプデラDDRの曲作るときは多少のBPMの指定とかもあるんじゃないか? -- new{09/01-22 (木) 22 08 17}; DDRは間違いなくありそうだww指定というよりアーティストの意向かもしれないが。 -- new{09/01-27 (火) 12 59 17}; つグロッソラリア -- new{09/01-27 (火) 08 14 27}; っ近代、演説 -- new{09/01-27 (火) 09 05 57}; グロも近代も倍取りで200代にしたほうがしっくりくるしな。演説はフリーダムだが -- new{09/01-27 (火) 20 09 58}; マグレでクリアしてからもう怖くて -- new{09/01-05 (月) 13 17 57}; なにこの無理ゲー。和風プログレEXwo -- new{08/12-25 (木) 18 49 03};↑を楽に越せるのに、ゲージがまず赤までいったことすらない -- new{08/12-25 (木) 18 52 01};和風プログレなんかとは比べ物にならないほど簡単だと思うんだが・・・どこができないんだろう?エレフラやカウガールも苦手そうだな -- new{08/12-25 (木) 19 14 27}; ごり押し譜面が苦手なんだと思うよ。 -- new{09/01-05 (月) 13 56 38}; 仮投票の結果見ても、個人差はかなり出る譜面ぽいな -- new{08/12-12 (金) 21 26 39};でも、できてしまうと中であると思える。 -- new{08/12-16 (火) 19 33 44};できてしまったら弱だよ。最初クリアするまで大変だったけど後半大回復できるし、ツンデレですよ。 -- new{08/12-16 (火) 21 37 20}; クリア出来ても強並に感じる自分・・・ -- new{08/12-16 (火) 21 47 12}; 強並み同意。なかなか安定してくれない… -- new{08/12-16 (火) 21 58 35}; 激しく同感。俺は結構はやめに出来ましたw -- new{08/12-16 (火) 22 06 09}; なんつぅか、階段得意な指押し派だからアリプロ、アジコン、太極拳、スペワル、エレパレなんかは埋めるの早かったよ…だから縦連打が一番きついや -- 弱の米主 new{08/12-16 (火) 22 17 16}; 中寄りの強かな -- BAD20代フィバクリ安定 new{08/12-16 (火) 22 22 36}; ゲージ回復早い譜面はきちんと叩けなくてもクリア出来てしまうので -- new{09/06-05 (金) 07 46 25}; longに超期待だな -- new{08/11-30 (日) 00 55 35};同じく。早く聞きたい>< -- new{08/11-30 (日) 14 09 50}; 「welfare」=幸福、繁栄、厚生、福祉、生活保護 …… 多分、幸福という意味でつけたジャンル名なんだろうな -- new{08/10-13 (月) 23 35 52};「well」と「fare」に分けて、入れ替えると「farewell」。すなわち「別れ」という意味になるため、2つの意味を兼ねたジャンル名なのかも。 -- new{08/10-14 (火) 01 46 09};英語のテストで【福祉】をwellfareと書いて×された俺が通りますw -- new{08/11-30 (日) 14 10 47}; アリプロ、太極拳、エレパレ以外の練習曲はジグリミとカウガールソングかな。これもきつければクリィミーまで戻る -- new{08/08-26 (火) 02 36 07}; この曲はあさきって感じなのに近代、演説、快楽はなぜあんな曲調なの… -- new{08/08-25 (月) 09 09 39};いや、演説もまさにあさきだと思うぞ?グロもそれっぽい。近代は閣下名義だからってことで -- new{08/08-25 (月) 09 19 46}; 京都メタルか否かってところか。 -- new{08/08-25 (月) 10 13 01};まさにそういうことです。 -- 米主 new{08/08-25 (月) 20 41 19}; つ神曲 -- new{08/08-25 (月) 16 25 14}; アリプロ安定なのにクリア出来る気配すら無い俺はどうすれば… -- new{08/08-21 (木) 00 25 53};40と38の差はあるよw大丈夫、オレもこれ40で最後の方に埋まったからw -- new{08/08-21 (木) 00 30 45}; アリプロ→太極拳→エレパレ→つばめ この順でやればおk -- new{08/08-21 (木) 01 06 45};人によっては太極拳とエレパレが逆だがな。 -- new{08/08-24 (日) 04 37 47}; 太極拳が最後だった俺って…orz -- new{08/08-25 (月) 10 07 44}; 自分も太極拳だけはクリアできてない。 -- new{08/08-26 (火) 02 17 00}; 両方できて、蟻のが長さやら折り返しやらでやりにくく感じた人が言ってるだけで、実際はレベル通り蟻より難いと感じる人も多い。ガルロEXラストがHより楽って言われてるのと似てる -- new{08/08-21 (木) 01 11 15}; アリプロや太極拳やエレパレと違って、最後に回復できる分、これが一番安定させやすいと思う。 -- new{08/08-25 (月) 00 18 00};確かに。オレも前半耐えゲー後半回復で安定してるよ。 -- new{08/08-25 (月) 00 21 58}; 前半はかなり激しいからな。3重階段もあるし -- new{08/08-25 (月) 00 49 53}; 俺は前半は割と素直な階段だから押せるがサビで一気に持ってかれる -- new{08/11-29 (土) 20 52 33}; 逆にアリプロ3割くらいしかクリアできないけど、今日これ2連続クリアできた。練習には撫子ロックとトイコンやりまくった -- new{08/10-13 (月) 23 17 08}; 属性が同じでもエレパレやアリプロとは比べ物にならないくらい難しいな -- new{08/08-19 (火) 14 17 19};そんなに差は無いだろ -- new{08/08-19 (火) 19 16 35}; アリプロよりはムズイけど、アリプロ安定ならクリア出来るでしょ -- new{08/08-19 (火) 23 52 52};アリプロ安定でもゴリ押しならきついだろ… -- new{08/08-24 (日) 03 28 29}; エレパレとかアリプロの二重はずっと繋がってるけど、ウェルフェアは途中で飛んだりする -- new{08/08-20 (水) 00 00 03};エレパレも地味に飛ぶんだが -- new{08/08-20 (水) 00 02 19}; エレパレは二重階段としてみたことないからなー。何というか高速同時だ -- new{08/08-20 (水) 00 12 04};同意 ちなみにアリプロも同時押しと認識したほうがいい気がする -- new{08/08-20 (水) 00 40 18}; まぁあさき譜面特有のひねくれ具合ってのがな -- new{08/08-20 (水) 01 26 48}; アリプロよりはむずいがエレパレの方がクリアが見えてくるw -- new{08/09-21 (日) 21 06 34}; 地力の底上げができる良譜面って上に書いてあるのでやり込んでたら最近やっと安定してきました・・・でもまだBAD40以上でるので半分位に減らしたい・・・ -- new{08/08-07 (木) 23 38 50}; 15でやりすぎたせいか、強烈な呪いが未だに解けません(泣)。しかもサビは何の音を叩いているか読めない上に二重階段で左手難……。ミラーならいけるけど悔しいし……。どないしましょう。 -- new{08/05-16 (金) 22 14 12};鏡を極めればおk!俺は一時期フロビが鏡ならフィーバー、正規なら発狂で空という典型的な呪いに掛かったけど、鏡でBAD1桁まで行ったら自然と正規でもBAD20ちょいとかでクリア出来るようになってた。でもやりやすさは鏡>正規は変わらず(笑) -- new{08/05-16 (金) 22 26 20};早レスありがとうございます。鏡を極める……悪くないかもしれませんね。では早速明日から頑張ってみます。鏡でも呪われない程度に(笑)。 -- 主 new{08/05-16 (金) 22 47 57};
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前ページ次ページもう一人の『左手』 全身の激痛で、風見志郎は目を覚ました。 瞼が重い。 いや、重いのは、瞼だけではない。全身の骨格も、筋肉も、皮膚も、内臓も、身体中が激痛にまみれている。 ――つまり、それは、ある一つの事実を結論づけている。 (まだ、死んではいないようだな……) 指は動く。腕も、脚も、頚も、腰も。痛みはあるが、一応全身の関節は問題なく稼動するようだ。 次は意識状態の確認だ。記憶の欠損はないか、思い返してみる。 ……いや、欠損どころではない。 思い返すだけで、背筋が凝固したような戦慄が、全身を凍らせる。 自分は、撃ち落されたのだ。 貴族派の砲火でも、カメバズーカでもなく、V3の姿をした、もう一人の自分に。 まるで記録映像のように、脳裡にあのときの光景が焼き付いている。それは、彼の精神に与えられた衝撃の程を物語っていた。 風見の精神状態は、もはや瞑目する余裕を持たなかった。気が付けば、反射的に眼を開いている。 鬱蒼とした森の中、であった。 太陽が、直上に輝いている。どうやら現在時刻は、正午近くのようだ。 黒革の上下に包まれた全身を、心地良い風がなぶってゆく。激痛による熱い汗と驚愕による冷たい汗が、まとわりつくように、身体中をひたしていた。 もう一度、自分の全身をじっくり見直す。 四肢に欠損は無い。五官にも損傷は無いらしい。体のあちこちに手酷い外傷はあるが、それでも行動不能になるほどではない。 激痛に耐え、立ち上がろうとすると、喉元まで何かがが込み上げてくるのが分かった。 吐いてみる。 「~~~~っっ!!」 吐き始めると、腰から力が抜けそうになったが、なんとか傍らの樹にもたれかかり、崩れ落ちるのを防ぐ。 いま倒れこんでしまえば、おそらく夜まで目が覚めないだろう。そう思って、懸命に意識の混濁をこらえる。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」 吐裟物はかなり量があり、臭いもキツかったが、それほど血も混じってはいない。 臓器へのダメージも、さほどではなかったようだ。 おかしい。 あの時、風見を“撃墜”したのは、確かに風見自身――V3本人だった。 先輩の本郷猛から聞いた“ショッカーライダー”のような劣化コピーでも、後輩の神敬介から聞いた“カメレオンファントマ”のような変身怪人でもない。 なぜなら、奴が使った“逆ダブルタイフーン”は、彼と同タイプの変身ベルトを所有している者にして、初めて使用可能な絶技だからだ。 人間形態“風見志郎”から戦闘モード“仮面ライダーV3”への変身用に、ベルトには膨大な量のエネルギーが蓄積されている。 それを指向性兵器として転用する“逆ダブルタイフーン”の破壊力は、V3『26の秘密』の中でも、他の追随を許さない。 逆に言えば、それほどの技を使う以上、あのとき彼が目撃したV3が、偽者であったというのは、どう考えても在り得ない話なのだ。 信じがたい。 だが、信じるしかないのかも知れない。 自分以外の“V3”が、この世界にいる! このハルケギニアのどこかに!! 信じがたいが……絶対に在り得ない話ではない。 現に自分も、日本から召喚されているではないか。自分の意思とは全く無関係に。 それから先の想像は、風見をさらに戦慄させる。 ――ならば、この俺と同じく、召喚者の一方的な意思によってハルケギニアに引き込まれた、別の平行世界のV3が存在していたとしても、不思議は無いという事か!? しかし、矛盾もある。さっきから、彼が引っ掛っていた、小さからぬ疑問点。 前述のとおり、逆ダブルタイフーンは劣化コピーや変身怪人ごときに使える技ではない。 この技を使用できるのは、この世で仮面ライダーV3の『オリジナル』だけのはずなのだ。 それはいい。自分以外の自分の存在を認めるなど、考えるだに慄然とするような話だが、……気になるのは、そこから先だ。 自分の喰らった攻撃が、自分以外のオリジナル『逆ダブルタイフーン』だったとすれば、いくら何でも外傷が少なすぎる。 普通に考えれば、それこそ足の一本くらい持っていかれても全く不思議は無い。いや、それくらいの破壊力が無ければ、理論上おかしいのだ。 なぜ……? そう思った瞬間、目に入った。 風見は、呆然となった。 「おまえが……守ってくれたのか……この、俺を……」 そこには、ボディのあちこちから黒煙を吐き出し、もはや原形を止めぬまでに破壊された、一台のマシンが転がっていた。 ハリケーン。 『愛車』などという言葉では語りきれぬ相棒。文字通り、彼と死命をともにした、歴戦の戦友。 頭の中が急速に冷めていく。 氷水で顔を洗ったかのように、混濁していた意識がハッキリしていく。 新たな感情が、傷付いたはずの彼のボディにパワーを漲らせてゆく。 それは、――怒り。 かつてデストロンやバダンの怪人たちに家族を殺され、仲間を殺され、守るべき人々をむざむざと殺された時と、同じ怒り。 そんな真紅の怒りが、彼の体内を、血液のように駆け回る。 ……ぎしり……!! 握り締めた風見の拳が、硬い音を立てた。 「いやぁぁぁぁああああっっっ!!」 その時だった。 森をつんざく、少女の悲鳴。 何時間、そうして立ち尽くしていたのだろう。 しかし、大破したハリケーンの傍らに、凝然と佇んでいた風見の耳は、森林中に反響する絶叫の、正確な音源を聞き分けていた。 彼は、動いた。 現場は、それほどここから遠い場所ではない。南南西に300mといったところか。 全身を駆け巡る激痛をこらえながら、そのポイントへ急ぎ足で移動する。いや、凶暴な憤怒が分泌させたアドレナリンが、その激痛すらも軽く押さえ込む。 無論、ハリケーンをこのまま放置していくつもりはない。 悲鳴をあげる少女の始末がついたら、必ず、この場所に戻ってくる。 風見は、そう心に誓いつつ、依然として続く少女の悲鳴とともに、新たに聞こえて来た大型肉食獣の息遣いと、そいつが放つ怪鳥のような鳴き声を聞き分けていた。 「変身!! V3ァァッ」 ダブルタイフーンの『技』と『力』の二つの風車を回転させる。その途端、恐ろしい激痛が走ったが、風見は気にもしなかった。 彼が大地を蹴る速度は、もはや颶風と呼んで差し支えないものになっていた。 そこにいたのは、その獰猛な気配と鳴き声に、寸分たがわぬイメージを所有した怪物であった。 ――ワイバーン。 白亜紀の翼竜プテラノドンにそっくりな巨躯を持った、ドラゴンの一種。 そんな怪物に眼を付けられ、狙われてなお、生き延びていた少女は、確かに幸運に恵まれているといえるだろう。 いや、彼女には悪いが、この場合は、そっちのワイバーンの不幸に同情する方が正しいかも知れない。 何せコイツは今から、焦げ付くような彼の怒りの、腹いせと憂さ晴らしの相手を勤めさせられるのだ。 ただの人間ではない。仮面ライダーの憂さ晴らしだ。ただで済むはずが無い。済ませる気も無い。 だが、その瞬間、V3の身体は凍りついたように動きを止めた。 ……憂さ晴らし、だと? ……腹いせ、だと? ……この俺が、仮面ライダーV3が、……その力を、衝動に任せて振るうだと……!? 「ぎゅいっ!! ぎゅいっ!!」 巨木すら貫き通すような彼の眼光を前に、ワイバーンは、流石にV3の実力を敏感に肌で感じ取ったのか、シルフィードを三倍ほど凶悪にした鳴き声を出し、怯えたように飛んでいった。 だがV3が、半ば愕然としながらも睨み付けていたのは、無論ワイバーンごときではない。自分自身の内部に燃え盛る、言い知れぬ暴力衝動であった。 そんな衝動が自分にあった事に驚くほど、彼は聖人君子ではない。 だが、一瞬でも、そんな衝動に身を任せようとした自分に、――怒りよりも羞恥よりも先に、驚きを感じる。 それは、どう考えても『仮面ライダー』としてのプライドに反する行為だからだ。 だが、……彼が、自分の物思いに沈んでいられたのは、そこまでだった。 「V3ぃぃっ!!」 怯えるように飛び去ったワイバーンを、呆然と眺めていた少女が、――V3を視認した瞬間、まるで弾丸のような速度で、そのほっそりした全身を、彼にぶつけてきたからだ。 「やっぱり! やっぱり帰ってきてくれたのねV3! わたし信じてたっ!! 絶対V3は帰って来るって、死なずにニューカッスルから帰って来るって、わたし信じてたんだよぉっ!!」 そう言いながら、スレンダーな身体をこすりつけてくる少女は、冷静になって見ると、恐ろしいほどの美貌の所有者であった。 背まで伸びたさらさらのプラチナブロンドの髪。シルクの滑らかさとミルクの白さを持ち合わせた美肌。 そして、細身の体格が持てる脂肪量限界を明らかに超えているサイズの、巨乳。 ――違和感があるのは、ピンと伸びた耳だけであろうか。だが、その耳でさえ、彼女の美貌に添えられた、一点のアクセントに見えないことも無い。 ひっく、ひっく、ふぇぇぇん、と自分の胸ですすり泣く美少女を見て、V3はさっきまでの、ささくれた気持ちが、妙に落ち着いてくるのが分かった。 或いは無理もないかも知れない。 ハルケギニアに召喚されて以来、自分の異形の姿を見て、恐怖をあらわにしない者に、彼は初めて出会ったのだ。 無論、彼女の発言は、到底無視できるものではない。 だが、それでも今は、この少女に落ち着く時間を与えてやるべきだろう。そう思った。 そう思いながらもV3は、赤い仮面の下で苦笑している自分に、気付いていなかった。 「どのような形であれ生きていて欲しい、か……」 ウェールズはルイズを振り返った。 「私が、自分の命を粗末にするような男に見えるかね、ラ・ヴァリエール嬢?」 「……」 ルイズは答えられなかった。だが、その沈黙は、とても雄弁だった。 彼女には、眼前の皇太子が、とても自分の命を惜しむような者には見えなかったからだ。 「そうか、……きみは嘘が付けない性格だったな、大使殿」 ウェールズは苦笑すると、ベッドの傍らにある机の引き出しを開き、宝石を散りばめた小箱を取り出した。 椅子や机、ベッドといった全ての家具が簡素な室内で、その小箱だけが、『王子の私室』に相応しい豪華さの名残を保っていた。 「宝箱でね」 彼はネックレスの先に取り付けられた鍵で、小箱を開ける。蓋の内側にアンリエッタの肖像が描かれているのが、ルイズには見えた。 王子の表情が、一瞬緩み、そして厳しくなる。 箱の中から彼は、一通の手紙を取り出し、封筒から便箋を抜き出した。 すでに何度も読み返されたであろう、その手紙は、もはやボロボロになっていた。 彼は、アンリエッタの思い出を守るために、手紙に固定化さえ施していなかったらしい。 「殿下……」 何かを言おうとするルイズ。 だが、便箋をたたみ、封筒に詰め直し、それを彼女に差し出したウェールズの表情は、少女の言葉を封じ込めた。 「大使殿、これがトリステイン王国第一王女アンリエッタ・ド・トリステイン姫殿下が所望される御手紙です。このとおり確かに返却いたしました事を、ご確認ください」 「……ありがとうございます」 「最後に、先程きみが言った亡命の件だが」 「きみには悪いが、アンリエッタからの手紙には、一行たりとも、亡命に関しての言及は為されていなかった」 「殿下は……アンリエッタ姫殿下を、侮辱なさるおつもりなのですか……!?」 眼前の男の、あまりに白々しい言い草を聞き、ルイズの心中に、ふつふつと怒りが込み上げる。 だが、その怒りも、ウェールズの苦悶の表情を見た瞬間に、雲散霧消してしまう。 彼の表情は、明確に嘘をついていることを物語っている。 この敗色濃厚な城塞から、自分ひとりだけ逃亡を図るなど、いまだ若すぎる彼には絶対に出来ない芸当なのだろう。 これはメンツや意地の話ではない。 ニューカッスルに立て篭もる300人の王党派たち。彼らを実質的に支えているのは、ウェールズ一人の存在なのだ。 亡命を図るというのは、そんな部下たちを置き捨て、見捨ててしまうという事に他ならない。それは、とても出来る相談ではないのだ。 一軍の将帥にとって、部下の命以上に重いものなど存在しない。たとえ、その比較対象が、『愛』だったとしてもだ。 「今一度言う。アンリエッタの手紙には、亡命に関して一言たりとも触れていなかった」 ルイズには、もはや彼に返す言葉は無かった。 愛する者以上に大事なことがある。それを少女は認めたく無かった。だが、認めるしかなかった。 ウェールズに逃亡を躊躇わせるもの……それは愛や名誉でさえ、『安い』と言い切れる程に重い、ウェールズの双肩にかかった『責任』なのだという事を。 ルイズは打ちのめされたように、肩を落とし、きびすを返した。 「お疲れのところ、長々と申し訳ありませんでした。――失礼します、殿下」 ルイズは、もはや一秒でも早く、この部屋を出たかった。 彼女は、恥かしかったのだ。……それこそ、とてつもなく。 『貴族とは、魔法を使える者を呼ぶのではありません。敵に後ろを見せない勇気を持った者を、貴族と呼ぶのですよ』 魔法が使えなくて、泣いてばかりいた幼き日のルイズに、いつも厳しい母が初めてかけてくれた優しい言葉。 『ゼロ』と嘲笑され、軽蔑されても頑張れたのは、その一言があったからだ。 だが、いま自分が言った台詞は何だ? 事もあろうに、したり顔で『敵に後ろを見せる事』を勧めに行くなど……。 それも、王子がその肩に背負ったものの重ささえ、思い量ることもなく、ぬけぬけと……!! 女として、愛する殿方に命永らえることを勧めるアンリエッタ。 将として、その愛よりも重い責任を、選ばざるを得なかったウェールズ。 その二人に比べて、今の自分は、なぜこうもブザマなのだ。まるで道化ではないか? もう、何がなんだか分からない。何が正しくて、何が間違っているのか、もうルイズには判断できなくなっていた。 「サイト……」 そんなルイズが、王子の私室から退室した途端、呟いたのは、自分でも予想だにしない名だった。 だが、自分の言葉に驚く暇さえなかった。 その名を口にした瞬間、彼女を襲ったのは、堰を切ったような才人への懐かしさだったからだ。 (サイト……サイト……逢いたい……サイト……!!) いつも喧嘩ばかりしていた、バカで間抜けで単純な、それでいて誰よりも安心できる、あの使い魔の横顔が、記憶をよぎる。 魔法学院を出発してから、まだ何日も経っていないはずなのに、もう何年も彼と会っていないような気がする。 暗い廊下で、押し潰されそうな小さな肩を、懸命に自分で抱きしめるルイズ。 そんな少女の背中に、ドアが開く音と共に、皇太子の声がかかった。 「ああ、待ちたまえヴァリエール嬢」 反射的に、ルイズは顔を隠そうとするが、いくら何でも王族に声を掛けられて、そっぽを向いて対応する貴族はいない。 彼女は懸命に涙を袖で拭きながら、ぎこちない笑顔を見せた。 「……なっ……なんでしょう、でんか……」 さすがに紳士なウェールズは、少女の涙に、妙な反応を返すような野暮はしなかった。 いまだ自分の感情を御しきれない、この優しい少女に、普段通りの声をかける。 「……伝えるのを忘れていたんだが、今朝がた、我が軍の使い魔が目撃したそうだ。青い風竜に乗った四人の少年たちが、貴族派のフネに攻撃され、一人の亜人が、それを身体を張って庇い、彼らを逃がした、と」 ルイズの思考は停止した。 「その亜人が、V3にそっくりだったとも聞いている。……この連中に、きみは思い当たるふしはあるかい? その使い魔の主だったメイジは、彼らが貴族派の警戒線から身を隠すようにしていたと言うから、あるいはきみ同様、王党派への使い――」 「殿下っっ!!」 ルイズは、ウェールズの胸倉を掴んでいた。無論、考えた上での行為ではない。 「わたくしもっ! わたくしもっ! 殿下にお伝え忘れていた重大な話がありますっ!! 是非とも、お耳に入れて頂きたい、重大な議でありますっ!!」 (サイトだっ! 間違いない!! サイトが、会いにきてくれたんだっ!!) 「お願いしますっ!! 無礼は承知の上で、なにとぞ殿下のお部屋への、入室をお許し下さいっ!!」 街道を、見事な甲冑を着たメイジが往復している。 それも二騎や三騎ではない。十騎・二十騎といった集団だ。 無論、うろついているのはメイジ達だけではない。 兵卒・傭兵といったガラの悪い連中から、オーク鬼やトロール鬼・オグル鬼などといった亜人部隊までが、街道沿いの村々を、肩で風を切って歩いている。 ニューカッスルを包囲する、貴族派の軍団である。 総勢五万を号しているが、実数的にも、おそらく四万は割っても、三万を下る事は無いだろう。 まさに、王党派の百倍以上の大部隊であった。 そんな中を、才人・ギーシュ・キュルケ・タバサ、そしてシルフィードを含めた五人(?)は、歩を進める。 包囲軍の連中から、直線距離にして3mと離れてはいない。 もっとも、すぐ側といっても、敵軍の真っ只中を闊歩するわけではない。彼らから死角になっているのは当然のことだ。 なぜなら、いま彼らは、ヴェルダンデが掘った地下通路を進んでいるからだ。 払暁に坑道に入って、そろそろ数時間が経過しているが、現在位置も現在時刻も、土中を進む彼らには、見当も付かないが、勿論それは、ほんの数m先の地上にいる、貴族軍の知るところではない。 「大丈夫かね、僕たちは……? 見つかったら、殺されるだけじゃ済まないんだろ……?」 ギーシュが怯えたように呟く。 まだ言ってやがるのか、もういい加減に腹を決めやがれ。そう思って、才人はギーシュの言葉に返事を返さなかった。 もう何度目かになるかも知れない、ギーシュの繰言だった。 「うるさいわねアンタも。いい加減おしゃべりを止めないと、あたしもキレるよ」 無言の才人の代わりに、キュルケがイラついたように言う。 しかし、客観的に見れば、ギーシュが怯えるのも、まあ無理はない。 数万の軍勢が重囲するニューカッスルへ、こんな方法で接近を図っているのだ。 見つかれば、どう言い訳しても王党派への裏切り者か、もしくは間諜にしか見えない。おそらくは処刑前に、想像を絶するほどの拷問に掛けられる事だろう。 しかし、もう才人の覚悟は決まっている。 たとえ、一歩でもニューカッスルに近付かなくてはならない。そこにルイズがいる以上、彼はどんな手を使ってでも、その王党派最後の拠点にへ行くつもりだった。 話は、まる四日ほど――彼らのアルビオン上陸の時点まで、さかのぼる。 風韻竜シルフィードの機動力と使い魔としての感覚共有能力を、タバサは過剰なまでに使い、偵察を繰り返した。 幸い、アルビオンは幻獣の繁殖率が高く、主を持たぬ野良竜が、一匹でうろついている分には怪しまれないので、偵察行に危険は少なかったのだ。 シルフィードの観たもの、聞いた言葉、それらは全てリアルタイムでタバサの脳髄に送り込まれ、そこから現在のアルビオンの状況を可能な限り分析する。 タバサは、当初一時間と言ったその作業に、実際丸一日ほど時間をかけた。 「きゅいきゅいっ、おねえさまっ!! シルフィもう疲れたのねっ!!」 駄々をこねるシルフィードを、才人はなだめ、なぐさめ、自分の食い扶持を削って肉を与え、調子に乗ったシルフィードをタバサが杖で殴り、とにかくそうやって、タバサは情報収集を続けていた。 そしてその間、キュルケ・ギーシュそして才人に与えられた任務は、『待機』の一言だった。 ギーシュは、ほったらかしにされて流石に憤懣の声を上げたが、才人は文句一つ言わなかった。いや、言えなかった。 才人は、ショックを受けていたのだ。 彼は、このタバサとシルフィードの協同関係を見て、初めて思い知ったのだ。 メイジと使い魔が、一丸となって事に当たれば、どれほどの事が可能かという事に。 おそらく、これこそが、メイジと使い魔本来の“あるべき正しき姿”なのだろう。 しかし、自分はどうだ? シルフィードのように、主の目になる事も耳になる事もできない。 できる事は精々、剣を抜いて、主の身を守ってやる事くらいだ。あの、魔法の使えない、どうしようもなくワガママで愛すべき、あの少女を。 ――だが、おれは今、ルイズの傍にはいない。 いないどころではない。何処にいるのか、生きているのか死んでいるのかすら分からない。 少年は、無力すぎる自分の現状に、密かに唇を噛んだ。 そんなルイズの行方が、突如判明したのが、三日前――上陸二日目の朝だった。 四度目の偵察行に出たシルフィードが、ニューカッスル城にはためく、とある旗を目撃したというのだ。驚くべき事に、その旗に描かれていたのは――。 「ヴァリエール公爵家の紋章、だってぇ……!!?」 ギーシュが、とても信じられないといった風に首を振る。 だが、タバサは冷静だった。彼女はシルフィードの目を通して、自分もその旗を見ているのだから。 「事実。――実際その旗に、レコン・キスタも戸惑っている」 「ウェールズ皇太子って、美形の割になかなか食えないって聞いていたけど、本当だったみたいね」 ニューカッスルで、篭城の指揮を実際に執っているのは、現国王たるジェームズ1世ではなく、その息子たるウェールズであるというのは有名な話だ。 「あたし、ゲルマニアの皇帝就任式で見たことがあるのよ、アルビオンの皇太子殿下を。噂に違わぬ美形っぷりだったけど……まさか、こういう状況で、こんな手を使うなんて……頭の切れも外見以上って噂、本当だったみたいね」 そう言ってキュルケは、けらけらと笑った。 しかし、彼女がそう言うのも無理はない。 内戦中に、他国の有力諸侯の旗を掲げるという、その行為の是非は問われるべきだが、それでも旗一本で、貴族派の包囲軍を惑わせ、動きを封じているのは事実だからだ。 レコン・キスタ首脳部としては、当然トリステイン行政府とヴァリエール公爵家に、事の次第を問い合わすだろう。 ニューカッスルに翻っているのが、トリステインの旗ならば、あるいはその回答に時間はかからないかも知れない。 だが、その旗が、ヴァリエール家の旗ならば、話は別だ。 レコン・キスタからの問い合わせの結果、王家と公爵家の間で内紛が勃発しかねない騒ぎが持ち上がるだろうし、騒ぎの分、公爵家からの公式回答は遅れるはずだが、――それでも、その回答が得られるまでは、貴族派としても動けないはずだ。 状況如何によっては、この内乱に、トリステインが正式に軍を派遣してくる可能性を顧慮せねばならないからだ。 いや――トリステインが来るならば、アンリエッタの婚儀に先立って発表された攻守同盟によって、ゲルマニアも黙ってはいまい。 つまり、その分だけ、王党派は時間を稼ぐ事が出来る。 いまレコン・キスタに、トリステイン軍を迎え撃てるだけの戦備が整っているかと問われれば、それは無理だというべきだろう。 なにしろ貴族派の、ほぼ全軍がニューカッスルに集結している状態だ。他の海岸線はガラ空きと呼んでも差し支えはない。 急ぎ戦陣を再編し、“敵”の侵攻に備え、水際の守りを固めねばならない。 だが、その前に、肝心のニューカッスルをどうするか? 今のうちに一気に攻め落とすべし、とタカ派の貴族は主張するだろう。 攻め落とした城塞からヴァリエール家ゆかりの者の骸が出たら、トリステインとの全面戦争は、もはや回避できんぞ、とハト派の貴族は言い返すだろう。 配下が揉めれば、問われるのはリーダーの手腕だ。 貴族派の連中も、今でこそ利に釣られてレコン・キスタに従っているが、元来、貴族というものは独立独歩の風が強く、その連携はとても一枚岩とはいえない。 そして、レコン・キスタの指導者クロムウェルは僧職出身で、元はメイジでさえなかった男である。 そんな男に、紛糾する貴族たちを取りまとめる事ができるだろうか? 王ならば、王権という絶対の切り札で、貴族どもを黙らせる事が出来るだろう。だが、クロムウェルは王ではない。貴族院という議会の長に過ぎないのだ。 ……つまり、成り行き次第では、レコン・キスタの内部分裂すら期待できる。 確かにうまい手だ。タバサもそう思う。 だが、才人には分かっていた。 あれはルイズの仕業だ。 貴族派の牽制目的など、それこそ二の次、三の次に過ぎない。 あの旗が呼んでいるのは、トリステイン軍でも、ゲルマニア軍でも、公爵家の私兵隊でさえない。 才人だけが分かっていた。 ルイズが呼んでいるのは、このおれ――平賀才人ただ一人なのだということが。 「急ごうタバサ! ニューカッスルにはルイズがいる! 早く来いって、あの旗は――ルイズはそう言ってるんだよ!!」 「根拠は?」 タバサが冷気さえ窺わせる声で、そう訊き返す。 質問としては当然だろう。客観的に見て、旗一本をルイズ健在の根拠とするには、やや無理がある。 ニューカッスルに居るのはルイズではなく、もしかしたらワルド子爵だけかも知れないからだ。 いや、むしろ敵だらけの陣中を越えてニューカッスルに到着したのなら、『ゼロ』のルイズがスクウェア・メイジのワルドの足手まといにならないわけが無い……。 だが、才人は叫んだ。 「根拠もクソもあるか! おれは、ルイズの使い魔だ! それ以上に必要な根拠があるもんか!!」 「きゅいきゅいっ! やっぱりサイトって、かっこいいのねっ!!」 「ちょっ……おい、よせってシルフィ」 風竜形態のシルフィードに甘噛みされる才人に、キュルケが囃し立てるように口笛を吹き、ギーシュは呆れたように肩をすくめたが、それでもタバサだけは表情を変えず……納得したように、静かに頷いた。 「わかった」 どうやら彼女は、ニューカッスル以外の拠点に潜んでいる“隠れ王党派”と連絡をつける算段だったらしいが、ひとまずニューカッスルへの直接侵入を決意したようだ。 「直接侵入って、それこそ不可能だろう!?」 うろたえるギーシュに、タバサはヴェルダンデを杖で指し示し、顎を捻った。ついてこい、という意味なのだろう。 「まさか……ここからニューカッスルまで、穴を掘って進むつもりかい……!?」 うめき声を上げたのは、ギーシュだけではない。キュルケもさすがに表情を変えた。 「いや、でも……さすがにそれは無理よタバサ。ここからニューカッスルまで、直線距離でも20リーグはある。そんな距離を、四人がかりで土を掘りながら進んだりしたら、いくら何でも窒息しちゃうわ!」 だがタバサは、顔色一つ変えない。 「ヴェルダンデが掘った穴を、あなたが“練金”で固め、坑道にする」 その杖の先はギーシュを指している。確かに『土』系のギーシュならば、その作業は難事ではない。 「ニューカッスルの手前まで坑道を掘り、一日置く。穴の隅まで空気が行き渡るように」 そして、最後に自分を指し、こともなげに言った。 「翌日、全員で坑道を進みながら、わたしが最後尾に立って風を通す。――それなら空気はなくならない」 それを聞いて、キュルケは蒼白になった。 20リーグにも及ぶ長距離トンネルを、風を操りながら進もうと言うのか……! 確かに、このタバサなら出来るかも知れないが、それにしても、あまりに危険だ。 「始める」 そう言うとタバサは、ギーシュを連れて、『上陸』のときに使用した坑道に、飛び降りた。 「ちょっ……待ちたまえタバサっ!! まだ、その、心の準備がっ!!」 もう姿は見えないが、いまだにギーシュはブツブツ言っているらしい。 「急ぐ」 「大体、ニューカッスルの方角は分かるのかね!? 闇雲に掘り進んでも……」 「方角はコンパスがあるから分かる。方位はシルフィが、上空から指示を出してくれる」 「でも、ちょっ、待ッ……、いやぁぁぁ~~~!!」 そのギーシュの悲鳴を最後に、二人の声は土中から聞こえなくなった。 それと前後して、シルフィードの姿が、残された才人とキュルケの眼前から見えなくなっていることも。 「なあ、キュルケ」 「なに、サイト」 「使い魔って、空の上から、地下の御主人様の位置特定をしたり、会話が可能だったりするの?」 「まあ、普通は無理だけど……でも、あの子の使い魔って、伝説の風韻竜だしね」 「少なくとも、おれにはできねえな……。同じ使い魔なのによ」 「うちのフレイムにだって無理でしょうね」 「だっておめえ、フレイムは風韻竜じゃないだろ?」 「あんただって、人間じゃないの」 「……そうだな」 「そうよね……」 そして、その会話から48時間後、彼らの姿は地中にある。 目的地は、ニューカッスル。 直線距離にして20kmの大トンネルを、彼らは進む。 目的地たるニューカッスルに、さらにとんでもない恐怖が待ち受けている事も知らず。 前ページ次ページもう一人の『左手』
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満天星国:治安維持計算 犬士配置満天星国所有:警察署 満天星国所有:交番(2軒) 満天星国所有:税関施設 その他の治安補正花の種 満天星国:治安維持計算 交番(2軒) 市民病院 消防署 警察署 街灯 街灯(2) 慰霊碑 治安維持評価計算 交番 2軒 5+5+7+7+7+7+7+7+7+7+7+7+7+7+7+7+7=22 シフト効果計算 警察署 1軒 治安維持評価+5 交番が2軒設置されているのでさらに+4 消防署 1軒 治安維持評価+5 警察署が設置されているのでさらに+5 街灯 2件のシフト効果 +20 合計シフト効果 =39 22+39=61 最後にシフト効果のかからない街灯の評価を足す 20本分の評価⇒17 61+17=61 犬士配置 満天星国所有:警察署 45-xx011-xx:大福:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx012-xx:アンコ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx013-xx:ミタラシ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx014-xx:セン・カイ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx015-xx:ヴォイナイカ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx016-xx:ラトナ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx017-xx:チビ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx018-xx:茶々丸:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx019-xx:ティコ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx020-xx:アーベル:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 満天星国所有:交番(2軒) 45-xx025-xx:トマルク:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx026-xx:ミナ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 満天星国所有:税関施設 45-xx027-xx:ネヌゥ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx028-xx:ペルル:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 45-xx029-xx:ディブロン:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官 また、警察署、交番、税関それぞれに配置した犬士に対して、ピケおよび天陽を以下のように配備いたします。 ●警察署:エアバイクピケ・サイドカー(5機),天陽(10機) サイドカーP1_満天星国所有:ピケ・サイドカー+HQ中距離 (騎)45-xx011-xx_大福:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ (同)45-xx012-xx_アンコ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ サイドカーP2_満天星国所有:ピケ・サイドカー+HQ中距離 (騎)45-xx013-xx_ミタラシ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ (同)45-xx014-xx_セン・カイ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ サイドカーP3_満天星国所有:ピケ・サイドカー+HQ中距離 (騎)45-xx015-xx_ヴォイナイカ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ (同)45-xx016-xx_ラトナ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ サイドカーP4_満天星国所有:ピケ・サイドカー+HQ中距離 (騎)45-xx017-xx_チビ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ (同)45-xx018-xx_茶々丸:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ サイドカーP5_満天星国所有:ピケ・サイドカー+HQ中距離 (騎)45-xx019-xx_ティコ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ (同)45-xx020-xx_アーベル:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ ●交番:エアバイクピケ・サイドカー(2機),天陽(2機) サイドカーP5_満天星国所有:ピケ・サイドカー+HQ中距離 (騎)45-xx025-xx_トマルク:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ (同)- サイドカーP6_満天星国所有:ピケ・サイドカー+HQ中距離 (騎)45-xx026-xx_ミナ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ (同)- ●税関:エアバイクピケ・サイドカー(2機),天陽(3機) サイドカーP7_満天星国所有:ピケ・サイドカー+HQ中距離 (騎)45-xx027-xx_ネヌゥ:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ (同)- サイドカーP8_満天星国所有:ピケ・サイドカー+HQ中距離 (騎)45-xx028-xx_ペルル:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ (同)45-xx029-xx_ディブロン:東国人+ウォードレスダンサー+レコン+警官+天陽+SHQ ▼総計 エアバイクピケ・サイドカー:9機 天陽:15着 保有兵器一覧:http //maki.wanwan-empire.net/owner_accounts/1093/weapons 【配置申請】 その他の治安補正 花の種 【購入国】45:満天星国 【購入日時】2009/1/26 【購入品】花の種(アイテム) 【購入根拠UR】http //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/26288 【補正内容】治安+1 【数量】1 【HQ】無 【備考】 設置申請は後日となっており効果がかかるか現在不明。 #2009/11/15現在、満天星国に確認中(確認のため評価には加えておりません)
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マレコン(Malecon) 概要 製造:カリビアン・スピリッツ 産地:パナマ 原料: 蒸留: 詳細 マレコンとはキューバの首都ハバナにある海岸通りの名前。ラベルには、キューバの伝統的な方法でつくられていると書かれている。すべてオーク樽での熟成をしている。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 商品 マレコン 1976 セレクシオン(Malecon 1976 Seleccion) 概要 色 :ダーク 風味:ミディアム 容量:700ml 度数:40度 甘さ: 価格:~10,000円 詳細 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る マレコン 25年 レゼルバ インペリアル(Malecon 25 Reserva Imperial) 概要 色 :ダーク 風味:ミディアム 容量:700ml 度数:40度 甘さ: 価格:~10,000円 詳細 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る マレコン 21年 レゼルバ インペリアル(Malecon 21 Reserva Imperial) 概要 色 :ダーク 風味:ミディアム 容量:700ml 度数:40度 甘さ: 価格:~5,000円 詳細 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る マレコン 18年 レゼルバ インペリアル(Malecon 18 Reserva Imperial) 概要 色 :ダーク 風味:ミディアム 容量:700ml 度数:40度 甘さ: 価格:~5,000円 詳細 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る マレコン 15年 レゼルバ インペリアル(Malecon 15 Reserva Imperial) 概要 色 :ダーク 風味:ミディアム 容量:700ml 度数:40度 甘さ: 価格:~3,000円 詳細 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る マレコン 12年 レゼルバ インペリアル(Malecon 12 Reserva Imperial) 概要 色 :ダーク 風味:ミディアム 容量:700ml 度数:40度 甘さ: 価格:~3,000円 詳細 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る マレコン グラン レゼルバ 8年(Malecon Gran Reserva 8 Year Old) 概要 色 :ダーク 風味:ミディアム 容量:700ml 度数:40度 甘さ: 価格:~3,000円 詳細 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る マレコン グラン レゼルバ 5年(Malecon Gran Reserva 5 Year Old) 概要 色 :ダーク 風味:ミディアム 容量:700ml 度数:40度 甘さ: 価格:~3,000円 詳細 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る アフィリエイト このページを編集
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hellsingのアーカードの振る舞いにも似ている点が多々あるような。拘束制御術式(クロムウェル)とか。 -- (名無しさん) 2010-10-31 04 51 33 見た目が幼女で中身は大人…灰原か? -- (名無しさん) 2010-12-21 04 03 55 見た目幼女で中身は年寄り+吸血鬼ならむしろエヴァンジェリン。 まあ、吸血鬼の女性で見た目幼女は他にもいろんな作品にありそうな設定だけど。 -- (名無しさん) 2011-01-16 11 20 49 化物語の忍ちゃん思い出した -- (名無しさん) 2011-03-15 17 06 06 とある少年って誰? -- (名無しさん) 2011-03-15 23 07 35 ナ イ ショ -- (管理人) 2011-03-16 00 20 40 クソルグの元ネタだけど、 「ゲオルク・オーム」さん、とまで言い切っていいんじゃね?電気繋がりだしさ… -- (名無しさん) 2011-04-17 14 16 18 この文章だけ見るとスレイヤー悪役みたいだ、結構いい吸血鬼なのにwどれだけ血を吸っても死なない奥さん見つけてからはほぼ吸ってないのにね -- (名無しさん) 2011-05-11 16 08 07 紅茶が好きな金髪ツインってのは真紅が元ネタだよな?カルルの中の人もライチ先生で物まねしてたぐらいだし -- (名無しさん) 2011-06-30 16 41 16 スレイヤーとの共通点(一部こじつけ) ・黒っぽい服に赤い十字架の外見 ・出身トランシルヴァニア(スレはトランシルバニア) ・誕生日10月31日 ・上から目線、傍観者 ・勝利演出(マントをバサッ) ・しゃがみが椅子に座ってるみたい ・仰向けダウンくつろいでる ・空投げ効果(真下に投げダウンを奪う) ・必殺技エフェクトがピンク色 ・姫様の4Bとスレの遠Sモーション似てない? -- (名無しさん) 2011-08-06 09 05 57 パーフェクトよヴァルケンハインみたいなこと言ってたときHELLSINGしか思い出せなかった -- (名無しさん) 2011-10-25 23 21 01 アルカードってHELLSINGのアーカードからじゃね? -- (名無しさん) 2012-08-12 04 10 52 そのアーカードがそもそもドラキュラの逆さ読みなんだよ -- (名無しさん) 2012-12-15 14 56 25 ヘルシングよりも前に手塚治虫がアルカードの名前を使ってるよ まあヴァルケンハインもいるから元ネタ的にはヘルシングだろうがw -- (名無しさん) 2012-12-18 22 43 31 外見はリリカルなのはのフェイトに中の人ははやて……でも一部技やロリで吸血鬼で東方のレミリアだよな -- (名無しさん) 2013-04-28 21 50 07 わりと吸血モノのテンプレなんで東方はちょっと関係ないですねー -- (管理人) 2013-04-29 02 24 55 不夜城とバーテンが似てる、くらいしか共通点はないな -- (名無しさん) 2013-04-30 11 23 19 ロータスは蓮って意味でしたよね、確か… -- (名無しさん) 2013-05-17 11 48 22 CTで初めて見た時は「アカツキ電光戦記のミュカレのパクリか?」と思ったもんだ。 金髪ツインテドS少女(だけど長生き)で設置技メインだし まぁプラチナが出た時も「エヌアイン完全世界のカティのパクリか?」って思ったんだけどね -- (名無しさん) 2013-06-03 14 45 05 家庭用DLCのミクカラーACに来ないかな? 来たらこのカラーでやりたいんだが。 -- (名無しさん) 2013-08-05 23 22 16 パーフェクトよバルケンハインがほんとなら、その台詞は間違いなくアーカードからだな。バルケンハインの中の人がウォルターだし。最初この人が格ゲーに出たことに驚いたもんだ、バルケンハインの中の人の方ね。 -- (名無しさん) 2013-10-09 03 09 02 チドリカラーあったろ? -- (名無しさん) 2014-04-26 11 06 45 世界観的に『ローゼンメイデン』のシンクかと・・・ -- (ゆ) 2016-03-13 14 38 00 ゲオルグを英語読みにすると「ジョージ」 そのまんまですね -- (名無しさん) 2017-02-07 09 30 20
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タンクビート2で使用可能となる戦車をリストアップ トライアルで最初から使える戦車 III号戦車J型 III号突撃砲F型 IV号戦車F2型 IV号駆逐戦車ラング パンターD型 ヤクトパンター ティーガーI ティーガーII M4A1シャーマン BT-7 T-34 1941 KV-1 IS-2 M3リー コッキネル ストーリーで入手する戦車 戦車名と最初に登場するマップを表示。 自機もしくは僚機として使うとトライアルやバトルでも使えるようになる。 ドイツ 38( t )戦車E型(ドイツ01) IV号戦車D型(ドイツ01) III号突撃砲B型(ドイツ01) マルダーIIIG型(ドイツ05) III号戦車L型(ドイツ07) IV号戦車H型(ドイツ09) ナースホルン(ドイツ09) フェルデナント(ドイツ09) ヘッツァー(ドイツ10) III号戦車N型(ドイツ10) パンターG型(ドイツ10) III号突撃砲G型(ドイツ11) ヤクトティーガー(ドイツ11) パンターF型(ドイツ12) パンターII(ドイツクリア) アメリカ M4A3シャーマン(アメリカ02) M4M3E2ジャンボウ(アメリカ04) M36ジャクソン(アメリカ05) M24チャフィー(アメリカ06) M4A3E8イージーエイト(アメリカ08) M26パーシング(アメリカ10) M4M3カリオペ(アメリカクリア) ソビエト T-34 1940(ソ連03) T-34 1493(ソ連06) SU-152(ソ連07) T34/85(ソ連08) ISU-122(ソ連08) SU-100(ソ連09) KV-2(ソ連10) トライアルで入手する戦車 イギリス(トライアル全ステージクリアで下記4種類が出現) マチルダ Mk.II クルセーダー Mk.II クロムウェル Mk.IV M4 ファイアフライ Wi-Fi対戦で入手する戦車 以下の2種類はWi-Fi対戦で該当の階級まで昇進すると出現する。 ポルシェティーガー(少尉) ティーガーII ポルシェ砲塔(大佐) 前作で登場した戦車 TRS 98(隠しシナリオハードクリア) OBJEX 13(ドイツハードクリア) アロトパスM(プレイ時間) ジェーリスE(アメリカハードクリア) OBJEX 09(ソ連ハードクリア) PSN 105(プレイ時間(アロトパスの後)) その他 公式サイトの http //www.mile-stone.co.jp/product/tank2/tank2_library.html にある ※1「タンクビート2 難問!ストーリークイズ」 ※2「タンクビート2 難問!タンククイズ」 を解き、タイトル画面でコマンドを入力すると以下の3種類が出現する。 また公式サイト上の攻略ページ(Internet Archive)にはコマンドが掲載されている。 シュトゥルムティーガー(※1) IS-3(※2) 丁四六式ロ砲車(※2)